ブランド品でも革製品は多いですよね。普段、みなさんはきちんとお手入れをしていますか?そのまま使っていると、どうしても劣化は避けられませんよね。特に鞄は、体の外側にあるので傷が付きやすいです。実は、革は丈夫なのですが表面の傷などには弱く、日頃からお手入れをしっかりすることで長く使い続けることができます。今回は鞄を例に革製品のお手入れの仕方をご紹介したいと思います。
何を用意したらいいの?
お手入れを始める前に準備してから始めるとスムーズに進めることができます。
ブラシ・革専用のオイルクリーム・オイル用の布・乾拭き用の布・防水スプレーの5種類を準備しましょう。
どのようにお手入れをするの?
○ブラッシングと乾拭き
使用した後は、見えないホコリなどで革は汚れています。まずは汚れを取りましょう。革は傷つきやすいので、優しくブラッシングすることが大切です。そして柔らかい布で乾拭きをしてあげましょう。
○オイルを塗る
革製品は乾燥したまま放置しておくと、割れや傷などの劣化の原因になります。動物の革は人間と同じく保湿が重要ですので、オイルで保湿してあげましょう。
オイルクリームは1円玉くらいの少量で大丈夫です。全体に薄く伸ばして、油分が鞄に浸透するまで置いておきましょう。
○防水スプレーで仕上げ
防水スプレーは防水だけではなくいろいろな汚れの付着を防ぐことができますので、最後に防水スプレーを吹きかけて仕上げましょう。
もしも水に濡れてしまったら?
使っているときに突然雨が降ってきたなどといったアクシデントがたまにありますよね。
もし革の鞄が濡れてしまったら、まずは水で絞った布で全体に水染みをなじませるように水拭きしましょう。そのあとに乾いた布で軽く叩くように水気を取り、風通しの良いところで陰干しをしましょう。最後に、しっかりと乾いたらオイルクリームを塗ります。
注意してほしいことは、濡れたまま放置してしまうと乾いた後に染みになりますので、水がまだ染みているうちに対応しましょう。そして早く乾かそうとドライヤーなどをあててしまうことも革にとって良くありませんのでやめましょう。
傷や汚れがついてしまったら…
革の深くまで傷ついてしまった傷や、革の中まで染み込んだ汚れは消すことが難しいですが、ちょっとした傷や汚れであれば自分でも対処ができます。
かすかな傷であれば水拭きをすることで目立たなくなりますし、ちょっとした汚れであれば市販の消しゴムで軽く擦ると落ちやすくなります。
まとめ
大切に使っていても、どうしても劣化してしまいますよね。ちょっとしたお手入れで長く使うことができますので、みなさんもお手入れをしてみてくださいね。