最近、ハイブランドがストリートブランドとコラボすることが増えてきました。コラボすることでより広い層へ門戸を開けました。こうしたコラボによってこれまで分断されていたファッションジャンルの境界が曖昧になってきたとも言えます。
SUPREME×LOUISVUITTONについてまとめてみました。
大行列
両ブランドのコラボはパリファッションウィークのルイ・ヴィトンのランウェイ上でお披露目されました。そのコラボはたちまちSNS上で話題になりました。連日店に入るための抽選券を求めて数千人規模の大行列ができるほどの盛り上がりを見せ、そのことから予定されていた日数よりも6日も早く店を閉めなければならなくなりました。
なぜ人気??
シュプリームはアメリカのストリート系ファッションブランドでコアな人気がありました。日本でここまで人気がでたのは人気アーティストのメンバーが着用していたからだと言われています。それが口コミで広がり、若い男性を中心に今最も人気のあるブランドと言っても過言ではありません。
コラボ製品に関してもルイヴィトンの製品に関わらず、本来のルイヴィトンの顧客やファンではなく若者が殺到している点も興味深いです。
どのくらい値上がりしているのか
シュプリーム×ルイヴィトンに関しては当初からプレミア価値が出ることが予想されており、多くの転売業者が参戦しています。
フリマアプリやオークションなどでは定価以上のプレミア価格で数多く出品されました。
・ボックスロゴパーカー
定価販売価格 131,760円
転売相場価格 30万円~40万円
買取相場価格 20万円~25万円
・ボックスロゴTシャツ
定価販売価格 68,040円
転売相場価格 13万円~20万円
買取相場価格 10万円
・ベースボールTシャツ
定価販売価格 138,240円
転売相場価格 25万~35万
買取相場価格 25万
・アイトランク(iPhone7ケース)
定価販売価格 143,640円
転売相場価格 20万円~35万円
買取相場価格 20万円
プレミア価格
上記した例は人気のある一部ですがコラボ製品は全て限定品のため今後定価以上で取引られることが予想されます。
特に人気なパーカーやTシャツに関しては定価の3倍まで高騰している商品もあり、数あるブランドの中でもこれまでプレミア価格がつくことは珍しいことです。
中古ブランド品業者に査定をお願いしてもフリマアプリやオークション相場よりは低くなってしまいますがそれでも定価以上になるものが多いです。
まとめ
SUPREME(シュプリーム)×LOUISVUITTON(ルイ・ヴィトン)のコラボはいままでルイヴィトンに興味が無かった若者達がルイヴィトンに興味を持ちました。こうしたハイブランドとストリートブランドのコラボはプレミアがつきやすいため、このような商品をもし持っていたら高値が付くかもしれません。