みなさんはブランド品をお持ちですか?ブランド直営店で購入していれば本物だと思いますが、インターネットや直営店ではないところで購入をしていると自分でも知らぬ間に偽物を購入している可能性は少なくないです。では、偽物を見分けるためにはどこに気を付けたら良いのでしょうか。ここでは、偽物の見分け方をご紹介したいと思います。
どのようなものが偽物?
ブランド品の偽物をコピー商品とも呼びます。それらは、ブランド企業の許可を得ずに商標やデザインを使い商品を製造して販売しているもののことをいいます。
有名なブランドのコピー品はなくなることなく販売されているのが現状で、コピー品を作らせないための対策をしても、新たに制作して販売されているという状態が続いているのです。
見分けるためには何を見たら良い?
では、偽物を見分けるためには何を見たら良いのか、見分けられるポイントをご紹介します。
○素材を見る
ブランド品のこだわりといえば「素材」です。偽物は、安く販売するために素材も安いものを選び、表面のデザインだけをコピーしていることが多いです。
例えば、レザーの場合は細かな毛穴の模様、キャンバス地は糸目が荒くなっている、ナイロンはニオイが違うなどそれぞれ見極める特徴があります。
○縫製を見る
ジッパーが付いているバッグなどは、本物であれば上から押しても空気が漏れないように縫製がしっかりされていますが、偽物だとすぐ空気が抜けてしまうような縫製になっています。そして模様がある場合、本物は柄がつながっているのですが偽物は柄がずれてつながっていないことが多いです。
○研磨処理を見る
金属などの金具が使われている商品は、研磨処理がしっかりされているかどうかで見分けることができます。本物の場合は、どれだけ小さな金具でもしっかり研磨されていて、裏側もざらつきがなく肌触りが良いです。ですが、偽物だと金具を切り取ったあとにメッキを施していることが多いのです。
○刻印を見る
刻印を見ると偽物かどうか見分けることができます。本物は、刻印がとても丁寧にされていて、偽物では真似ができないといわれています。特にレザー製品のブランド刻印は、こだわりがあるので完全に再現することができないのです。
○大きさを見る
大きさを見ると偽物かどうか簡単に見分けることができるといわれています。本物であれば、すべての商品の寸法が統一されているのですが、偽物はハンドル、ストラップなどを含めたどこかに必ずサイズ違いが存在します。
まとめ
本物と偽物を見分けるポイントはたくさんありますが、自分では判断が難しそうなところもありますよね。ちょっと怪しいな、不安だなと思うところがあれば鑑定に出してみても良いかもしれません。偽物を売りに出すことは犯罪ですので気をつけたいところです。