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手に入れる前に香水を知ろう!②

香水を持ちたいという方へ香水について詳しくご紹介していますが、前回はパルファムやオードトワレなどの濃度や持続時間などから種類が分けられていることや、香りの系統をご紹介しました。
今回も引き続き香水について詳しくご紹介したいと思います。

香水の始まりはいつ?

香水は、紀元前から存在していてエジプトから広がったといわれています。当時は現在のようにオシャレを目的として使用していたのではなく、宗教的な目的や薬用として使われていました。
「Parfum」とは「香水」を意味していますが、語源はラテン語の「Per Fumum」で「煙で」という意味です。当時は儀式でお香のようなものが焚かれていて、香料でモスク内をお香で満たしていました。

香りは変化していく

香水は変化しながら香り続けます。どうして変わっていくのかといいますと、さまざまな香料から構成されたものを1つの香りにまとめられているため時間がたつにつれて成分が変わっていくのです。
①トップノート
一番はじめに香るものをいい、爽やかな香りが多くてはっきりと香り立ちます。10分くらいで次の香りへと変化し始めます。

②ミドルノート
30分〜1時間後くらいになると、このミドルノートと呼ばれる香りに変化してきます。香水の個性やテーマを表現する1番の香りで「ハートノート」とも呼ばれています。

③ラストノート
4時間後くらいになると、残りの香りのラストノートへと変化してきます。香りの余韻を残してつけている人の香りとなります。

香水にはいくつかの形状がある

香水には主に3種類の形状があります。
1つ目はスプレータイプです。最も多く、凝ったデザインのものが多くあります。持ち歩くには少し不便ですが、別の容器に入れて持ち運ぶことができます。
2つ目は練りタイプです。練り香水は缶に入っていて固形状になっています。そのため、スプレータイプよりも穏やかに香ることができます。
3つ目はロールタイプです。スマートな容器が多く、持ち歩くのにとても便利です。ロールを転がすだけなので好きな時につけ直すことができます。

香水のつけ方を教えて!

はじめに香水のつける場所を決めましょう。首やうなじ、ひじの内側や手首、足首やひざの裏などの太い血管が通っているところにつけると良いといわれています。しかし、わきの下や足の裏は避けましょう。
つける量は、種類によっても変わりますが1,2滴で十分香りがつきます。つけすぎてしまうと香りが強すぎてしまうので気をつけましょう。
つけるタイミングは朝、家から出るときが良いでしょう。持続時間にもよりますが、人混みや個室のような場所に入る直前だと香りが強くなりますので気をつけましょう。

まとめ

2回に分けてご紹介してきましたが、初心者の方も香水について少しは理解できたのではないでしょうか。自分に合った香水と出会えると良いですね。

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